白鳥の季節

ＣＡＤ講習会に参加するようになってから２ヶ月が過ぎました。

1Ｓｔｅｐは製図板に向かいドラフターで手書き製図、40年前と比べＪＩＳからＩＳＯ規格順守への変更など戸惑いはありましたが余裕でクリア―。次にパソコンを使っての２次元キャドでありますが、現役のころ活用したエクセルやパワーポイントの経験が活き、幾つかの部品を組み合わせたトースカン組立図（けがき針で金属に線を引く鉛筆やボールペンみたいなもの）が書けるようになったところで勇躍、ゴ―ン自動車に勤める新之助を水戸に呼び出し自慢げに見せつけたところ現実離れしていると酷評されムッとなったが、二人の会話を小耳にした亀さんからの「新之助、Ｈ自動車で頂いた給料で大きくなっておきながらその言い方はないでしょー」等やや的外れな横やりにも支えられ3次元キャドに進むことが出来ました。

企業の製造現場で使う図面はタテ、ヨコ、ウエから見た３面を書かないと正確に意図が伝わらず一般の人には理解しがたい為、カタログや取扱説明書のよううに誰が見ても全体像が想像できるよう奥行きを持たせた立体的な絵が3次元キャドを使うと簡単に書ける筈です。

今までの延長ダ、と高を括って臨んだところ、平面と立体の間には越え難い山が幾つも横たわり悪戦苦闘の連続で補習に次ぐ補習、見兼ねて個人面談を受けるありさまでありますが、茨城県東海村出身のＣＡＤ専任講師やＨ自動車大好きな担任講師（愛車はオデッセイらしい）に励まされ、やる気と情熱（古いなー）だけは失っておりません。

今日は朝から天気が良く、気分転換を兼ねて白鳥が飛来する御宝田遊水地を偵察してきました。Ｍ先輩のリモート講習を受けながら、日の出とともに白いアルプスを背に飛ぶ白鳥を撮りたいと思っております。

タグ：白鳥